鎌倉の湘南ボウル（鎌倉市常盤）3階ミーティングルームで5月13日、自分でパソコンを組み立てゲーム作りにも挑戦する「第2回こどもプログラミングワークショップ」が開かれる。主催は地域活性化を目指し活動する団体マゴベイジャパンと日本青年事業経営者協会。

後半はボウリングレーンに会場を移す。前回はボウリングが初めてという参加者が多かったが、櫻井麻美プロからレッスンを受けてたっぷり楽しんだ

　子どもたちにプログラミングを学ぶ機会を提供しものづくりへの関心を高めることで地域人材の育成を目指すPCN湘南とともに企画した。4月15日に開いた第1回には小学2年生から6年生の男女8人と保護者が参加、親子で楽しみながらプログラミングを学んだという。

　当日は子ども向けに用意されたパソコンキット「IchigoJam」を、はんだ付けなどの作業をしながら組み立てていく。完成後はキーボードにつないでLEDを光らせたり、BASICプログラムを組んでゲームを作ったりする。

　前回は出来上がったゲームでさっそく親子対決をする光景も見られた。「初めてのはんだ付けは難しかったけど楽しかった」「ゲーム作りが面白かった」という子どもたちや「子どもが真剣に取り組む姿を間近で見られた」といった保護者の声もあったという。

　「机の上の作業だけでなく体も動かしてもらおうと、湘南モノレールに協賛いただきボウリング体験もセットにした」と話すのは同団体の中丸潤さん。Pリーグで活躍するプロボウラー櫻井麻美さんからレッスンを受けた後、親子でボウリングも楽しめる。

　中丸さんは「トライアンドエラーで論理的に考える『プログラミング的思考』を楽しみながら身につける絶好の機会。工具なども貸し出すので手ぶらで参加でき、完成品を持ち帰れる。今後も子どもたちのために楽しくてわくわくするようなことを継続していきたい」と話す。

　開催時間は13時～17時。参加費は4,000円。小学3年生以上が対象。申し込み方法はホームページで確認できる。