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茅ケ崎北陵高校で「税と選挙の出前授業」 2年生278人を対象に

選挙について授業を行う茅ケ崎市選挙管理委員会の職員

選挙について授業を行う茅ケ崎市選挙管理委員会の職員

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 「税を学んで、選挙に行こう!」と題した出前授業が12月16日、県立茅ケ崎北陵高校で行われた。

実際に選挙で使用される投票箱で「模擬選挙」を行う茅ケ崎北陵高校の生徒

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 藤沢税務署と茅ヶ崎市選挙管理委員会とが共同で行い今年で3回目となる取り組み。「税の集め方や使い道を決めるのは、みんなが選挙で選んだ代表である」という観点から、「税」と「選挙」の授業を一緒に行う。税や選挙の重要性や政治に対する関心を高め、主体的に社会に参加する意欲を養うことを目的にしているという。

 当日は、藤沢税務署の税務広報広聴官が「税がなぜ必要なのか」「税の集め方や使い道はどのように決めているのか」「日本の財政とその課題」などについて話した。続いて茅ケ崎市選挙管理委員会の職員は「投票参加の意義」「投票方法等の解説」を行った。

 授業では、「未来茅ケ崎市長選挙」と銘打った模擬選挙も実施。生徒たちは、候補者の主張を聞いて自ら考え、実際に選挙で使用される投票箱や記載台等を用い、投票を体験した。

 授業を受けた生徒からは「税と選挙は思っていた以上に深い関わりがあった。また、選挙には多くの税金が使われていたので、逆に選挙に参加しないのはもったいない」「選挙本番の練習のようで貴重な機会だった」という意見や、「若者はあまりテレビを見ないため、ネットで公約を確認できるシステム『ボートマッチ』はとてもありがたい」などという感想が上がった。

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