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江島神社で弁財天像の3Dスキャナー計測 複製作りを視野に

記者会見であいさつする相原圀彦宮司

記者会見であいさつする相原圀彦宮司

 藤沢市の江島神社(藤沢市江の島2)が、文化財を次世代に引き継ぐための複製制作を視野に、文化財に指定されている2体の弁財天像の3Dスキャナーによる計測に着手する。同神社が5月27日、会見で発表した。

江島神社で弁財天像の3Dスキャナー計測 複製作りを視野に

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 有識者や計測関係者らが出席した会見後、3Dスキャナー開発会社の担当者らが2体を計測し、データを収録した。

 神奈川県立歴史博物館によると、県内の彫刻文化財で、複製制作を目的とした3Dデータ計測は初の取り組みだという。

 2体のうち、8本の腕を持つ「八臂弁財天像」は鎌倉時代初期の作品とされ、勝運守護の神として知られる。2019年に国重要文化財に指定された。

 琵琶を抱えた「妙音弁財天像」は室町時代の作品とされ、2020年に藤沢市指定重要文化財となった。江戸時代には弁財天信仰が広まり、江の島詣の参拝客でにぎわいを見せたことが、現在の観光につながったという。

 2体を所有する同神社の相原圀彦宮司は「今の形のまま2体を100年先にも残せる。進歩した技術で計測した3Dデータを用いれば再現できるということ。次世代のためにも、今、計測することに決めた」と話した。

 今後は、データを解析するなどして同神社側に報告し、関係者と今後の具体的な活用方法を検討するという。データは同神社で保管する。

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