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大船にワイン食堂「NAVE」-居酒屋価格で100種のワインとつまみを提供

木材を多用した手作り感のある店内

木材を多用した手作り感のある店内

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 大船にワインをメーンに提供する居酒屋「大船ワイン食堂NAVE(ナーヴェ)」(鎌倉市大船1、TEL 0467-44-6562)がオープンして1カ月が過ぎた。店名は大船の「船」をイタリア語で表したもの。

ワインに携わり10年以上という霜下さん(左)とスタッフ

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 鎌倉・小町通りの商業施設「こもれび禄岸」のイタリアンレストラン「Rans Kamakura」の姉妹店となる同店。大船への出店は、「鎌倉に比べてイタリアンレストランが少なく、ワインを主体に飲める店はさらに少ない」と感じていたオーナーの伊藤崇さんが「大船にワインを」との思いから実現した。

 店舗面積は21坪、席数はカウンター10席を含む37席。提供するワインはフランス、イタリアを中心に、日本、スペイン、オーストラリア、ニュージーランド、チリなど約100種。銘柄は特に固定せず常に入れ替え、そのうち半数は自然派ワインが占める。

 価格は、ボトルワイン=1,900円・2,500円・3,500円など、赤・白各10種類以上のグラスワイン=400円~。山梨名物とされる一升瓶ワインを日本酒のようにコップになみなみとついで提供する「南野呂」(500円)、「華やかな香りで女性に人気」のフランスワイン「ソリ」(600円)などの銘柄をそろえる。

 料理は「本日のシェフおすすめパスタ」(1,000円~)などの食事メニューもあるが、「鎌倉野菜のバーニャカウダ」(680円)、「アンチョビポテト」(480円)、「湘南みやじ豚のグリル」(1,300円)など「ワインに合うつまみ」を豊富に用意する。客単価は3,000円。客層は20代からシニアまで幅広く、地元客が多いという。

 「開店から1カ月が経過するが、リピーターの多さに驚いている」とスタッフの霜下祐太さん。「ワインというと『とっつきにくい』と感じる人もいるかもしれないが、気軽にガブガブ飲んで、わいわい楽しんでもらえたら」とも。

 営業時間は17時~翌1時(金曜は翌5時まで)。貸し切りパーティーなどにも対応する。

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