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神戸屋キッチン、日本代表・長田さん開発商品など販売-ベーカリーW杯日本優勝で

左から「柚子風味の石臼挽き抹茶ブレッド」と「ブリオッシュ・レザン・アマンディーヌ」(右手前)「北海道産大納言豆と宇治抹茶のペストリー」

左から「柚子風味の石臼挽き抹茶ブレッド」と「ブリオッシュ・レザン・アマンディーヌ」(右手前)「北海道産大納言豆と宇治抹茶のペストリー」

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 3月に仏パリで開催されたベーカリーW杯「2012クープ・デュ・モンド」で、日本代表チームが10年ぶり2度目の優勝に輝いた。代表に選出された3人のうち2人が「神戸屋キッチン」に勤務していることから、神戸屋キッチンと神戸屋レストランでは「ベーカリーワールドカップ祭り」を開催中。同大会の出品作品や、代表選手らが開発したパンの販売などを行っている。

優勝を喜ぶ日本代表メンバーたち

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 同大会は1992年から開催されおり、3人で構成されている各国選手団が「パン部門」「ヴィエノワズリー部門」「飾りパン部門」で、それぞれ技術やスピード、芸術性を競う。今回は世界12カ国が参戦。選出された日本代表メンバーは、神戸屋キッチンルミネ藤沢店の長田有起さん(32)、同横浜店の畑中尉夫(やすお)さん(42)、ポンパドウル横浜本社の佐々木卓也さん(42)で、いずれも神奈川県に勤務する。日本チームは、「絆(きずな)」をテーマに「鶴」をイメージした作品などを製作。作業の正確さや芸術性、スピード、チームワークが高く評価され優勝を果たした。

 「ワールドカップ祭り」で並ぶ商品は、同大会出品作品「柚子(ゆず)風味の石臼挽き抹茶ブレッド」(1/2サイズ、630円)、長田さんが開発した「ブリオッシュ・レザン・アマンディーヌ」(357円)、畑中さんが開発した「北海道産大納言豆と宇治抹茶のペストリー」(357円)など。

 抹茶ブレッドは、京都宇治抹茶と愛媛、高知、大分産の柚子ピール入りのパン。色落ちせず鮮やかな緑色を出すため、抹茶は石臼挽きにした。ブリオッシュは、フランスでは3つ星以上のレストランでしか置かないといわれる高級ラム酒を使った。大納言のペストリーは、北海道産の大納言かのこをたっぷり使った高級和菓子を思わせるパン。

 期間中、他にも関連サービスを実施。16日~18日限定で、テークアウト商品を800円購入ごとに歴代の日本代表メンバー開発商品を進呈。日替わりで2品のうち1品を選ぶ。1,600円購入すると2つ選べる。神戸屋レストランでは期間限定特別コースメニューも提供。実施店舗と、それぞれの内容はホームページで確認できる。

 「今回はうちから2人も選出された。特にパン部門での出場は初めてで、アジア予選を勝ち抜き優勝できたことは感無量」と神戸屋レストラン企画部管理部部長の井ノ本國彦さん。

 開催は今月30日まで。

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