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輪輪シネマ、茅ヶ崎駅近くのバーで映画上映会-無料託児サービスも

「さすらいの女神たち」の一場面

「さすらいの女神たち」の一場面

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 茅ヶ崎に映画館を作る活動を展開中の「WAWAcinema(輪輪シネマ)」が、4月21日・22日、2回目の映画上映会を開催する。上映作品は「さすらいの女神(ディーバ)たち」(2010年フランス)で、会場は茅ヶ崎駅北口近くのバー「Bee club」(茅ヶ崎市新栄町)。

会場となるバー「Bee club」の内観

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 「WAWAcinema vol,2~レディLady ・シネマパラダイス~」と銘打った同イベント。「作品が女性の強さや美しさを描いているので、イベント自体も女性を意識した内容にした」と主催の長谷川文乃さん。無料託児サービス(3カ月以上)や、地元で人気の「クマヤダイニング」による映画限定料理、会場である同店Bee clubの本格的ドリンクなど女性向けのサービスを充実させた。

 バーを会場に選んだのは、作品が「ニュー・バーレスク」のダンサーたちの話であるため、「映画の世界に深く入り込めるのではないか」と、ショーやネオンを意識したからだという。「普段忙しい女性たちに、バーで少し息抜きして女性としての美しさを思い出してもらいたい」と長谷川さん。前回同様、ソファ席、テーブル付きの席、座布団席などを用意。バーカウンターにもモニターを設置し、おしゃべりとお酒を楽しみながら鑑賞できるように工夫する。

 作品は「潜水服は蝶の夢を見る」で主演を務めたフランス人俳優マチュー・アマルリックが監督を務め、自身もプロデューサー役で主演した。ツアーを回るニュー・バーレスク・ダンサーたちは本物の現役が演じ、実際に観客を呼んでショーのシーンを撮った。湘南地域の映画館では上映されない作品で、DVDも未発売という新作映画。「映像がとてもきれいで、ファッションや音楽、カルチャーなどの面からも楽しめるので、普段映画を見ない人でも楽しめる」と長谷川さん。

 開催時間は10時30分~で、上映開始は11時・15時・19時。料金は、一般・大学生=1,200円、シニア・高校生=1,000円で、入退場可能。15歳以下は入場不可。ドリンクは全て500円(ソフトドリンクあり)。定員は40人程度。

今後は、自主上映団体のネットワークの強化に力を入れていくという。

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