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鎌倉宮境内で「鎌倉薪能」公演-被災地復興祈る「鎮魂の舞」も

観世流:野宮 シテ 梅若玄祥さん

観世流:野宮 シテ 梅若玄祥さん

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 鎌倉宮境内(鎌倉市二街道)で10月10日・11日に行われる「第56回鎌倉薪能」のチケット一般発売が9月1日から始まる。

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 50年以上続く同公演は1959年に鎌倉宮で初開催し、発祥といわれる奈良・京都に次ぐ歴史がある。今回の演目は、能=「野宮」、狂言=「磁石」。出演者は、シテ方金春流八十世宗家・金春安明さん、シテ方観世流二世・梅若玄祥さん(人間国宝)、狂言方和泉流二世・野村万作さん(人間国宝)、狂言方和泉流二世野村萬斎さんなど。昨年度に続き、東日本大震災の被災地復興に寄せた「鎮魂の舞」も披露する。

 鎌倉市観光協会の石塚雄麻さんは「鎌倉宮の杜に囲まれた特設舞台は、独特な雰囲気を醸し出し、能楽界を代表する超一流の方々の出演により神事能として高い評価を得ている。舞台と観客の皆さまの一体感が増し、より臨場感あふれる座席数800席の会場で開催する。野外能ならではの虫の音・月の光・そよぐ風を感じながら魅力あふれる鎌倉薪能をご堪能いただければ」と話す。

 16時開場、17時開演。チケットは全席指定=7,000円(解説入りパンフレット付き)。申し込みは9月1日9時から、専用ダイヤル(TEL 0467-23-3545)で受け付ける(先着順)。

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