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86歳の現役DJ、開設30周年の「レディオ湘南」で生放送企画

藤沢市朝日町の「レディオ湘南」でラジオ番組「ざいつきげんの音楽鍋」のDJを務める在津紀元さん(5月24日撮影)

藤沢市朝日町の「レディオ湘南」でラジオ番組「ざいつきげんの音楽鍋」のDJを務める在津紀元さん(5月24日撮影)

 86歳でコミュニティーFM局「レディオ湘南」の現役DJとして活動する在津紀元さんが6月16日、藤沢市鵠沼市民センター(藤沢市鵠沼海岸2)で、一般市民対象の公開生放送形式のイベント「在津紀元の元気講座」を行う。

藤沢市朝日町の「レディオ湘南」でラジオ番組「ざいつきげんの音楽鍋」のDJを務める在津紀元さん(5月24日撮影)

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 当日は、昭和を彩った八代亜紀さんらが歌うジャズの名曲を流し、40年以上にわたりDJとして活動してきた在津さんのトークを披露する。深夜放送を思わせる構成で展開するという。

 在津さんは旧満州生まれ。終戦後、引き揚げ船で家族と共に帰国した。父親の仕事の都合で国内各地を転々としながら大学を卒業し、コピーライターになった。結婚後、長男が小学生になったのを機に、家族3人で藤沢市へ移り住んだ。

 ラジオDJに本格的に関わり始めたのは1983(昭和58)年。当時若者の間でブームになっていたミニFM局を自宅に開設し、親子3人でオリジナル番組の放送を始めた。「自宅から電波を発信し、ラジカセを持って歩きながら800世帯の受信状況を確認した」という。13年目の1996(平成8)年に放送1000回を達成し、区切りを付けようと考えていたところ、同年開局した「レディオ湘南」から声がかかり、番組を持つことになった。

 番組名は「ざいつきげんの音楽鍋」。現在も毎週日曜18時から30分間、生放送を続けている。在津さんは藤沢市内の自宅に、レコード会社や知人の湯川れい子さんから送られたジャズや歌謡曲などさまざまなジャンルのCD約5000枚を所蔵。放送では、そのライブラリーから選んだ楽曲を紹介しながら、当時の社会や文化、風俗を交えたトークを展開している。

 「元気講座」は2015(平成27)年に始まり、年2回のペースで続けてきた。自宅から音響機材を持ち込み、生放送の雰囲気を再現している。21回目となる今回は「昭和歌謡の歌姫熱唱のジャズを聴く!」をテーマに、岩崎宏美さんや石川さゆりさんらによるジャズナンバーを紹介する。

 在津さんは「楽しい曲と共に参加者と音楽で対話し、自分も含め楽しみたい。遊び心を持って、老いても休まず続けていきたい」と意欲を見せる。「昭和の歌は、作曲家、作詞家、編曲家が力を尽くして作ったもの。世代を問わず楽しめる昭和歌謡の魅力を知ってほしい」とも。

 開催時間は13時30分~15時。定員100人。入場無料。

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