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天然のお香原料を使ったワークショップ、鎌倉の一軒家ギャラリーで開催

読書の秋に合わせて、におい袋を入れ込む「オリジナルブックカバー」を作るワークショップも。

読書の秋に合わせて、におい袋を入れ込む「オリジナルブックカバー」を作るワークショップも。

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 鎌倉・妙本寺山門内にある一軒家ギャラリー「KAYA gallery+studio」(鎌倉市大町1、TEL 0467-25-2788)で10月16日より、天然の日本のお香原料を使ったワークショップが開かれる。

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 今年6月に鎌倉でスタートした「五感に響く心地よい時間や空間、人、物をプロデュースする」日々響 (ひびき)プロジェクトが主催するワークショップ。来年夏に完成予定のプロジェクト発信地「きたかまくら日々響」ができるまでの間、文筆家兼漢方スタイリストである代表・吉田揚子さんの得意分野を生かした「お香」「漢方」「食」などを中心としたワークショップを開いており、今回が3回目となる。これまで北鎌倉での「夏会席」「演劇ワークショップ」や、音楽プロデューサー・小林武史さんの「ap bank」との大型コラボイベントなどを手がけてきた。

 今回のワークショップでは、「単なる知識の提供だけでなく、普段の暮らしのなかで楽しみながら気軽に『天然の日本のお香』を生かすアイデアを紹介する」という。お香の歴史や種類、日々への生かし方をレクチャーしながら、9種類の天然材料をブレンドしてオリジナルにおい袋を作る「入門編」、お香原料をブレンドしたにおい香を入れ込み、オリジナルキットでブックカバーを作る「香りのブックカバー編」、原料パウダー、炭粉末、みつを混ぜて作る丸薬状のお香作り「ブレンド練香編」の3つの講座を用意した。

 北鎌倉の「日々響」完成後は、「五感を開き、豊かに暮らすことをテーマにしたさまざまなイベントを展開しつつ、同じ志を持つ職人やアーティスト、農家とコラボした作品の発表、販売も展開していきたい」と吉田さん。「懐古主義的なカフェやイベント空間とは違い、あくまでも家空間として『場』を提供し、つながっていけたら」とも。

 開催日時と参加費は、16日=11時~入門編(2,500円)、14時30分~ブックカバー編(3,000円)。17日=11時~入門編、14時30分~ブレンド練香編(3,500円)。

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