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葉山の皇族別邸で地元アーティストが企画展 有形文化財登録記念、ライブペインティングも

葉山の皇族別邸で地元アーティストが企画展 有形文化財登録記念、ライブペインティングも

ドイツ下見板張りの白い外壁、鎧戸(よろいど)付きの上げ下げ窓など風格ある外観の同邸。3階塔屋の高さは15メートルもある

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 葉山の旧東伏見宮別邸(三浦郡葉山町堀内)で4月29日・30日、5月6日・7日、葉山在住アーティストOHGUSHIさんによる登録有形文化財記念展「ICON/OHGUSHI」が開かれる。

美人画ライブペインティング中のOHGUSHIさん。「生演奏の緊張感がある中で筆の動きやプロセスを楽しんで」

 同邸の維持保存のために多くの修繕費などが掛かることを知ったOHGUSHIさんが「貴重な建物であることを一人でも多くの人に知ってもらうきっかけになれば」と企画した。

 同邸は1914(大正3)年に完成した東伏見宮依仁(よりひと)親王の別邸。葉山御用邸などを設計した建築家・木子幸三郎設計の宮廷洋風建築。木造2階建てで延べ床面積は約280平方メートル。戦後に連合国軍総司令部(GHQ)に接収された後、1952(昭和27)年にイエズス孝女会の修道院となった。

 関東大震災以前の皇族別邸としては湘南エリア唯一の建築物で、家具調度品の多くも現存している。通常は非公開だが、国の有形文化財に登録されることを記念したアート展として一般公開する。

 同邸の1階ににじみで描いた水彩画を、2階には墨で和紙に西洋的な技法で描いた美人画を中心に、OHGUSHIさんの世界観を表現する大きなサイズの約60点を展示する。

 OHGUSHIさんは国内外のグローバルブランド広告を数多く手掛けているアーティストで、海外のアート書籍や国際的な展覧会にも精力的に参加している。2004年に渡仏、その後「光と風に引かれ葉山に移住して7年」と話すOHGUSHIさん。「子どもたちと歩いて海に出掛け遊べる距離感もいい」とすっかり葉山での生活が気に入っている様子。「ふと見上げたときの木漏れ日の光が美しく、水彩のテーマにしている光を描くにもふさわしい場所」と続ける。

 4月29日は美人画、5月6日は独自の水彩画技法のライブペインティングを行う。地元の音楽家によるバイオリンとピアノの演奏とともに2メートル大の作品を描いていく。

 OHGUSHIさんは「入場料は別邸の普及や周知活動費、会場費として使わせていただく」と話し、「ライブペインティングでは、歴史ある空間の中で生演奏を聞きながら筆の動きや出来上がっていく過程を見て、五感でそこにいることの意味を感じてほしい。子どもから年配の方まで楽しめるはず」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は11時~17時。入場料は1,000円。中学生以下無料。

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講師も務める大滝さん自身も子育て中。今年3月まで鎌倉女子大の教育系・保育系・社会学系科目で教壇に立っていた
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