パリ在住の日本人ピアニスト、鎌倉で初のサロンコンサート

左から出演者のルカ・マンギさん(フルート)、越智まどかさん(ピアノ)、ジュリアナ・ラスカさん(チェロ)

左から出演者のルカ・マンギさん(フルート)、越智まどかさん(ピアノ)、ジュリアナ・ラスカさん(チェロ)

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 パリを中心にヨーロッパで演奏活動を行っているパリ在住の日本人ピアニスト、越智まどかさんが9月9日、「鎌倉 歐林洞」(鎌倉市雪ノ下2、TEL 0467-23-8838)2階のギャラリーサロンでコンサートを行う。タイトルは「La vie parisienne 2007(ラ・ヴィ・パリジェンヌ 2007)~パリの日曜日 in kamakura~」。

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 越智まどかさんは武蔵野音楽大学卒業後、1995年に渡仏し、エコール・ノルマル音楽院、スコラカントルム音楽院を経て、ブーローニュ国立地方高等音楽院をプルミエプリ(1等賞)で卒業。フランスのクロードカーン・ピアノコンクールやイタリアのカルロソリヴァ国際コンクールなどで上位入賞を果たす実力派。現在は、パリを中心にヨーロッパなどで演奏活動を行うかたわら、後進への指導も行っている。

 同コンサートは、9月2日に行われた新宿パークタワーのレストラン「CAFEZ(カフェーズ)」(東京都新宿区)での公演を皮切りに、都内で3公演、鎌倉で1公演するシリーズもので、日本での公演は2005年以来2年ぶり、鎌倉は初公演となる。

 出演は、ピアノの越智まどかさんとイタリア人フルート奏者のルカ・マンギさん、越智さんとパリやフランス国内で一緒にコンサートなどを行っているアルバニア人チェロ奏者のジュリアナ・ラスカさん。モーツァルトの「魔笛」のテーマによるトリオやブラームスの「チェロとピアノのためのソナタ第1番 作品番号38」、パリ在住の上林裕子さん作曲の「オルシアの物語」、グリーグの「ペールギュント組曲 作品番号46」など全6曲を約1時間30分ほど演奏する。演奏終了後は、同店オリジナルの紅茶や焼き菓子、ワインなどが提供される。

 同公演のスタッフは「今回、鎌倉での開催は初めてのことで、出演者も『鎌倉』に行くことをとても楽しみにしている。クラシックのコンサートだが、クラシック音楽だけでなく、シャンパンやワイン、散歩、美術館、早起きする休日、ブランチなどさまざまな要素を加えることによって、クラシック音楽を今までよりもっと身近なものに感じてほしい」と話す。

 開場は16時40分、開演は17時。入場料は4,000円で、ワイン・紅茶・お菓子が付く。チケットをメールで申し込む場合は、事前にメール(sawarabipiano@aol.com)で予約し、当日会場で精算。同店でも受け付けている。

La vie parisienne 2007越智まどか公式ホームページ

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