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目の不自由な人が触れて感じる3D模型 平塚盲学校の文化祭で展示

展示された3D模型

展示された3D模型

 鶴見大学(横浜市鶴見区)と神奈川県立平塚盲学校(平塚市追分)が連携して製作した「視覚障害者が触れて感じることができる駅の3D模型」が10月31日、同校文化祭の図書館でお披露目された。

目の不自由な人が触れて感じる3D模型 平塚盲学校の文化祭で展示

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 同模型は、目の不自由な人たちが駅構内を移動する際のルート開拓など、身近な場所に対する歩行指導、訓練に役立てることを目的に製作。製作には同大の元木章博・文学部教授と、同学部3年の豊郷咲椰(とよさと・さや)さんが携わった。 

 元木教授は「視覚障害者の学習にとって、触れて形を確かめられる3Dの模型は有用」として、同校と協力しながら、2023年に同校の校舎の模型を寄贈。同校では翌年から同校の教科書で取り上げられた絵本の題材やイラストなども模型化して展示してきた。

 今年は同校司書の池谷晶子さんから「生徒たちの一部が実際に通学に使っている駅周辺の地図を基にした模型を作り、生徒自身の歩行指導に役立てたい」と依頼されたのを受け、伊勢原駅を題材に選んだという。実際の駅舎を700分の1に縮小した3Dデータを制作し、3Dプリンターを使って、関係者のやり取りを含めて約1カ月かけてプラスチックの模型を完成させた。

 当日、会場を訪れた人からは、模型に触れて「細かいところまで立体化されている」などの声が聞かれた。

 同駅からスクールバスで同校に通う中学部3年の櫻怜哉(さくら・れんすけ)さんは、元木教授の説明を聞きながら、実際の路線バスのバス停を模した三角すいに触れるなどしていた。櫻さんは「これまでは(目の)見える人に尋ねるしかなかったが、立体の模型に触ることで、自分で歩くルートを開拓できるようになると思う」と話していた。

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