昨年、テレビ神奈川で放映された70年代の青春連続ドラマ「サンシャイン デイズ」が「劇場版 サンシャイン デイズ」として映画化され、5月31日より湘南地区を含む4劇場で公開される。

　1978年夏の茅ヶ崎を舞台に、当時の青春群像を描く同作品は、主演のひかり役に西原亜希さんを起用し、斉藤慶太さんや初芝崇史さん、窪塚俊介さん、ひかりの父親役に大杉漣さん、母親役にキャシー中島さんなどが出演する。

　脚本・シリーズ構成は「ベロニカは死ぬことにした」などで監督を務めた堀江慶さん。監督は「ライフ・オン・ザ・ロングボード」でも大杉漣さんとタッグを組んだ喜多一郎さんが、自身のこだわりでもある70年代オールディーズに挑む。挿入歌は、70年代にヒットした「ブレッド＆バター」や「ティン・バン・アレー」、細野晴臣さん、荒井由美さんらの楽曲を、元「L←→R」の黒澤秀樹さんがアレンジし、よりポップな感じに仕上げた。

　公開にあたり、「PACIFIC Deli茅ヶ崎駅ラスカ店」（茅ヶ崎市東海岸南2、TEL 0467-57-3055）では、実際にあった伝説のカフェ「BBカフェ」を再現（6月30日まで）するなど、各地でさまざまなイベントが予定されている。出演者のキャシー中島さんと喜多一郎監督による「70’sコラボトークショー」（6月2日、会場＝ワーナー・マイカル・シネマズ港北ニュータウン）や、プロサーファー岩倉具視さんを招いた「サーファーズトークショー」（同8日、会場＝ワーナー・マイカル・シネマズ茅ヶ崎）も予定。上映初日の5月31日は、出演者や監督らによる舞台あいさつが、ワーナー・マイカル・シネマズ茅ヶ崎など、公開4劇場で行われる。

　上映は、シネプレックス平塚（平塚市代官町）、ワーナー・マイカル・シネマズ茅ヶ崎（茅ヶ崎市茅ヶ崎2）、ワーナー・マイカル・シネマズ港北ニュータウン（横浜市都筑区）、新宿K’sシネマ（東京都新宿区）の4劇場を皮切りに順次全国公開予定。

「サンシャイン デイズ」公式ホームページ70年代・湘南ポップカルチャーがドラマ化－茅ヶ崎のカフェ舞台に（湘南経済新聞）