鎌倉のフレーバーようかん専門店が移転-カフェ移設、新メニューも

御成通り入り口に移転した権八

御成通り入り口に移転した権八

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 JR鎌倉駅西口の御成通り入り口に10月1日、和菓子店「権八(ごんぱち)」(鎌倉市御成町9、TEL 0467-24-4534)が移転オープンし、新たにカフェスペース「茶房 朱雀」を併設した。

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 東京で洋菓子店を営んでいた一家が、5年ほど前に御成通りで洋風ようかん店をオープン。看板商品の「開運鳥羊かん」(1,500円)はようかんでありながら、オレンジ、リンゴ、チョコレートの3種類のフレーバーがあるユニークなもの。移転後、ドライオレンジにチョコレートをかけたオレンジペレット(500円)が新たにメニューに加わった。洋菓子店時代に一番人気の商品で、当時の客からの「また食べたい」という要望を受けて復活したもの。

 カフェには、オープン席を含め26席を設けた。ダークな色調の家具や、高級感あふれる食器が茶屋の落ち着いた風情を演出している。カフェのメニューは「オリジナル日本茶とおかしのセット」「オリジナルブレンドコーヒーとおかしのセット」(各1,200円)のほか、セットに含まれる日本茶とコーヒー(各500円)を単品で注文することもできる。お菓子は3種類のフレーバーのようかんが一切れずつとオレンジペレットが5本。

 店主は「鎌倉散策で歩き疲れた方などに、ほっとリラックスできる場所を提供できたら。日本茶もコーヒーも、ようかんにもチョコレートにもよく合う。今後、鎌倉ブランドの一つになれば」と話す。ようかん、ペレットは店舗で製造・販売する。「今ある商品の製造に集中したい」と今後もあえて商品は増やさない方針だという。ホームページも開設し、地方発送にも力を入れていく予定。

 営業時間は10時~19時。

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