鎌倉の11の飲食店で山梨「ブランド桃」を使ったメニュー-スタンプラリーも

「みんな農業が大好き。自分達がおいしい、食べたいと思う農産物を作っている」桃夭が生産する「一宮の桃」

「みんな農業が大好き。自分達がおいしい、食べたいと思う農産物を作っている」桃夭が生産する「一宮の桃」

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 鎌倉市の11の飲食店が7月10日から、山梨県笛吹市一宮町の桃を使用した「究極の『桃』メニュー」を提供する「PeachyPeachFair2009」を開催している。発起人は鎌倉のレストラン「湘南倶楽部」(鎌倉市小町2、TEL 0467-22-1914)のオーナー石田さんで、一宮町で桃を生産する若手農家の集まり「桃夭(とうよう)」とのコラボレーション企画。

「PeachyPeachFair 2009」参加メニューとして「コバカバ」で提供するメニューから「桃パフェ」(写真=イメージ)

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 一宮町の桃は「桃の生産量日本一」の山梨県の中でもブランドとして知られており、石田さんは「いただき物の桃がとてもおいしかったので、生産者をたどったのが桃夭との出会い」と話す。若手農家が集まり、強い思いと日々の努力の積み重ねで頑張って桃を生産するエピソードを聞き「ファン」になったという。「一宮町の桃を地元の多くの人に直に食べてもらいたい、頑張っている桃夭をバックアップしたい」という思いから同イベントを企画した。

 参加店は、「湘南倶楽部」をはじめとする、ケーキ店、和菓子店、和食店、イタリア料理店など多岐にわたる11店舗。「桃夭の若手農家と同じ年代で、鎌倉で頑張っている飲食店で、いろいろなジャンルで桃のメニューが提供できる店に協力をお願いした」と石田さん。

 主なメニューは、洋菓子店「アトリエ・ヴァニラ」の「桃のロールケーキ」、鎌倉食堂「コバカバ」の「桃ソーダ」、イタリア料理「ラ ポルタ」の「桃の冷製パスタ」、「湘南倶楽部」の「桃のビシソワーズ」など、各店の得意分野で趣向を凝らしたメニューを提供する。

 期間中、参加店舗11店のうち7店で桃メニューを飲食すると、桃夭の農園で生産する「一宮の桃」(約3キログラム、10個前後)を進呈するスタンプラリーも行う。参加店舗など詳細はウェブで確認できる。7月20日まで。

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