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春の鎌倉を自転車で「散走」-シマノ直営店が企画、覚園寺僧侶が案内も

桜の季節に開催した以前の散走の様子

桜の季節に開催した以前の散走の様子

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 自転車パーツメーカーのシマノ(大阪府堺市)が運営する青山のライフスタイル提案型コンセプトストア「OVE(オーブ)」(東京都港区、TEL 03-5785-0403)が4月8日、春の鎌倉を巡るサイクリングイベント「桜の鎌倉散走」を開催する。

寺社の見学も含まれる

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 同店が提案する「散走」は、散歩をするように自由な気持ちでのんびりと自転車との時間を過ごすというもの。サイクリング途中に景色や食事、特別なイベントを楽しむのが特徴で、都内や横浜などで「建築」「下町」「紅葉」など季節やテーマに合わせたイベントを2006年から開催してきた。参加者の年齢層は20~60代が中心で、1人での参加や女性グループが多く、夫婦や家族での参加も見られるという。自転車は自動変速機を装備したオリジナルバイクを使う。

 「鎌倉は自転車で巡るのにちょうどいい広さの中に見どころがコンパクトにまとまっている」とOVE散走スタッフの中村規さん。「桜の」と題してはいるが、桜ばかりを楽しむのではなく、春の鎌倉の雰囲気、自然や歴史、町並みを楽しんでもらうことに主眼を置くという。

 当日は北鎌倉に集合し、自己紹介や自転車セッティングなどのオリエンテーション後、散走に出発。コースは、白鷲池脇(円覚寺)、鶴岡八幡宮、覚園寺などを回り逗子小坪方面へ。「食道楽のスタッフが厳選したランチ」を挟み、光明寺裏山、由比ヶ浜などを回り鎌倉駅周辺で解散となる。境内に自由に立ち入れない覚園寺では、寺の僧侶の案内による見学を1時間設けた。コース距離は20キロ前後。天候や参加者の体力、自転車のスキルなどを考慮し臨機応変にアレンジするという。

 中村さんは「山際の谷戸に流れる空気と海の空気は異なり、空気の変化に伴って街の雰囲気も変化する。自転車で走ることで、よりよく感じることのできる『風』を感じてもらえたら」と話す。

 集合は9時、解散は15時を予定。定員は8人。参加費は1万円(レンタサイクル・ヘルメット・グローブレンタル代・昼食・保険代を含む)。事前申込制。5月には「鎌倉建築散走」も予定する。

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