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北鎌倉でインドスパイス作り-「東京スパイス番長」が講義、料理実習も

アナンコーポレーションで扱うスパイスは無数。インドの人形と。

アナンコーポレーションで扱うスパイスは無数。インドの人形と。

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 北鎌倉の多目的スペース「北鎌倉ツドイ(to do it)」を運営する明後日(鎌倉市山ノ内)は11月25日・26日の2日間、「秋のインドスパイス祭り~ワークショップと料理実習」を開催する。

スパイス番長ことメタ・バラッツさん

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 講師は、東京スパイス番長ことメタ・バラッツさん。参加者は、各自の好みに合うよう、講師の指導の下、自分たちでスパイスを配合する。作るものは、紅茶、ミルクと一緒に沸かして「チャイ」を作るときに使うスパイス「チャイマサラ」とインド料理のベーシックな汎用(はんよう)ミックスでタンドールやカレーなど、何でも使える基本スパイスの「デイリースパイス」。作ったデイリースパイスを使ってインド料理の実習も行う。

 この企画の狙いを、明後日代表の長内香織さんは「グルメ志向の方の間で本格的なインド料理やスパイスの関心が高まっている中、鎌倉は老舗スパイス商であるアナンコーポレーション(バラッツさんの会社)の本拠地でもある。本格的なスパイスに親しんでいただく機会を作ろうと思った」と語る。

 バラッツさんは1984(昭和59)年、鎌倉生まれ。インドの高校、スイスの大学を卒業後、経営学と料理を学び、家業の同社で新商品開発やネーミング・新規事業の改革などに携わりながら、アーユルヴェーダを基にした料理を実践。震災後は宮城県女川町のカレーで復興を目指す「女川カレープロジェクト」の立役者でもある。

 「バラッツさんが取り組んでいる『女川カレープロジェクト』の話なども、参加者とざっくばらんに話せたらいいなと思っている」とも。

 13時開始、16時半終了。参加費5,000円 (教材費込、チャイ用紅茶のお土産付き)。申し込みはツドイのサイトで受け付ける。

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