藤沢のイラストレーターが「迷子のつぶやき」展-自作マトリョーシカも

個展名のもとになったギターの中に住む兄弟。心和む温かみのあるイラストはひだかさんならでは。

個展名のもとになったギターの中に住む兄弟。心和む温かみのあるイラストはひだかさんならでは。

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 北鎌倉のカフェギャラリー「藤源治Labo」(鎌倉市山ノ内、TEL 050-3027-0387)で5月28日より、ひだかきょうこ作品展「迷子のつぶやき」が開催される。

大小さまざまな自作マトリョーシカも展示

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 会場となる藤源治Laboは、北鎌倉の高台に昨年6月にオープンした週末限定の「お手紙カフェ」。手紙を書く楽しさを提案しながら、個展などのイベントや、女性2人の和菓子ユニット「ユイミコ」によるワークショップなどを開催している。

 作品を展示するひだかさんは藤沢生まれ・藤沢育ちのイラストレーター。現在も藤沢を拠点に活動し、2005年よりグループ展や個展を開催。キャンバスや木製パネルに、アクリルガッシュやオイルパステルを使って描いた温かい雰囲気のイラストで、ベビー雑誌や児童書の挿・装画を中心に活躍してきた。

 タイトルの「迷子のつぶやき」は、「ギターの中に住んでいる兄弟の絵を描いたときに思い浮かんだ」もの。原画、イラストを描いた木製スプーン、ポストカードのほか、個展では今回初めて自作のマトリョーシカも展示。「2年ほど前に知人にプレゼントしたところ、とても喜んでもらえたことがきっかけで本格的に作り始めた」というマトリョーシカは、大小さまざまな30点ほどが並ぶ。価格は、原画=8,000円~2万円前後、木製スプーン=500円前後、ポストカード=150円、マトリョーシカ=500円~4,000円前後。

 ひだかさんは「本棚の中やピアノの上、ギターの中など、注意して耳を傾けてみれば、あちこちから小さな住人たちのつぶやきが聞こえてくるはず。個展を通じて、ほんわかした気持ちになってもらえたらうれしい」と話す。

 営業時間は12時~18時。金曜・土曜・日曜のみ営業。6月13日まで。

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