藤沢駅前で12月21日に開催される毎年恒例のイベント「藤沢ワイン祭り」の中で、800人規模による市民参加型のイベント「乾杯リレー」が行われる。

昨年の「乾杯リレー」の様子。見ず知らずの人同士で乾杯をつなぎ、笑顔ほころぶ

　「藤沢ワイン祭り」は藤沢商工会議所青年部が中心となって企画・運営するワインと飲食を楽しむイベント。今年で5回目となるが、昨年「乾杯リレー」を実施したところ300人を超える参加者が集まった。

　藤沢商工会議所青年部のメンバーで、藤沢ワイン祭り実行委員会の乾杯リレー企画部会長の三浦悠介さんは「昨年に続いて、今年は800人規模での『乾杯リレー』に挑戦する。現在の世界記録は2013年に樹立されたポルトガルのアナディア市での1233人で、藤沢市では来年2020年のオリンピックイヤーにこの大記録の塗り替えに挑戦する。今回はその前哨戦と位置付ける」と話す。

　「乾杯リレー」のルールは、グラスを持って並んだ人同士が隣から乾杯を受け、一口グラスの中の飲み物を飲み、さらに反対側の人に乾杯をつなぐというもの。「シンプルなルールだが、人数を集めるのが難しい。藤沢市は市民活動も活発で、お祭り好き、面白いこと好きな人が多いので、きっと世界記録を塗り替え、夢の世界一を手に入れられると確信している。基本的にはワインを用意するが、ノンアルコールドリンクも用意するので未成年者やアルコールが苦手な人も参加できる。今回はさらに、企画に参加した人に豪華なプレゼントも用意しているので、時間がある人はぜひ会場を訪れてほしい」と呼び掛ける。

　会場は藤沢市役所市庁舎前広場で、10時開場。乾杯リレーの開始は11時ごろを予定している。参加資格は不問だが、イベント終了の12時50分ごろまで会場を離れないことが条件という。参加無料。事前申し込みは専用の公式SNSのコメントで受け付けるが、当日の飛び入り参加も可能。