湘南経済新聞の2020年PV（ページビュー）ランキング1位は、湘南セント・ラファエロチャペルで行われた初の同性婚挙式を伝える記事だった。

　ランキングは今年1月1日から12月11日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り（カッコ内は掲載日）。

1. 湘南セント・ラファエロチャペルで初の同性婚挙式　「さまざまなかぞくの形、応援」（10/26）

2. 辻堂が「本当に住みやすい街大賞2021」で第3位　「湘南で最も発展」と評価（12/9）

3. 藤沢の「里のうどん」、存続懸けクラウドファンディング　初日で300万円超調達（5/4）

4. 茅ヶ崎でドライブインシアター　「歌って踊れる」テーマに「ANNIE」上映（10/17）

5. 辻堂・浜見山交差点にコーヒーとクラフトジン専門店　辻堂に魅せられた夫婦が開店（9/5）

6. 飲食店へ支援続々 藤沢と茅ヶ崎の地元有志がテークアウト情報を発信（4/7）

7. 藤沢駅前で新春の酒の飲みくらべ　「新春酒くらべフェスティバル２０２０」開催（1/3）

8. 藤沢市で「ふじさわ応援前売りチケット」販売開始　ファンが店を応援（5/22）

9. 藤沢駅前でジャズイベント　小野リサさんらプロアマ20組超出演（10/16）

10. 湘南・藤沢発ファッションイベント「湘南コレクション」開催へ　地元連携で子どもたちに夢届ける（9/1）

　1位の「湘南セント・ラファエロチャペルで初の同性婚挙式『さまざまなかぞくの形、応援』」は掲載後、さまざまな意見を持つ読者がツイッターを中心にSNSで記事を話題にしたことからアクセス数を重ねた。

　2位は12月9日に「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞 2021」が発表され、藤沢市辻堂が総合ランキングで3位を獲得したことを伝えた記事。3位は上半期ランキングで1位となった地元の名物店「里のうどん」がコロナ禍を乗り越えるために立ち上げたクラウドファンディング支援の勢いを紹介する記事だった。

　11位～20位には、片瀬江の島の写真館が期間限定の手作り布マスク専門店を開店したことを紹介する記事や、藤沢駅前の老舗商業施設が「自粛は闘いだべ。」と藤沢弁の懸垂幕を掲げたことを紹介する記事など、新型コロナウイルスに対応し、さまざまな変化を重ねる街の姿を紹介する記事が並んだ。

　湘南経済新聞は2021年も湘南の街のビジネス＆カルチャーニュースを届けていきたい。