日本精工、藤沢に新工場-BRICsでの需要高まる機械軸受製造へ

産業機械用軸受の生産工場として完成した藤沢新工場

産業機械用軸受の生産工場として完成した藤沢新工場

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 日本精工(本社=東京都品川区)は、産業機械用の軸受を製造する藤沢新工場(藤沢市桐原町)を完成させ、2月より稼動開始した。

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 1916年設立の同社は、国内に23カ所、海外に35カ所の自動車関連製品や産業機械軸受、精機製品を製造生産する拠点を持ち、ベアリング分野では国内1位。販売拠点も国内56カ所、海外70カ所と積極的に海外にも進出している。

 113億円を投資して完成した新工場は、工作機械や建設機械、鉄道、航空機、ロボット、風力発電など幅広い分野の産業使用されている産業機械向け「ころ軸受」を製造するもので、BRICsなどグローバルに産業機械軸受の需要が高まっていることから、拡販を図るために建設した。建築面積は約15,000平方メートルで、延べ床面積は約16,175平方メートル。

 同社では、「生産拠点の中核を担う藤沢工場(藤沢市鵠沼神明1)で培った製造ノウハウや藤沢技術開発センター(藤沢市鵠沼神明1)との連携を図ることで、環境に配慮した都市型工場を目指す」としている。

日本精工

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