「プレアデス国際短編映画祭」-鎌倉で世界各国の短編映画を上映

2006年「カンヌ映画祭」批評家週間GrandCru短編脚本賞を受賞したエズミール・フィーリョ監督のドラマ「青い夜」

2006年「カンヌ映画祭」批評家週間GrandCru短編脚本賞を受賞したエズミール・フィーリョ監督のドラマ「青い夜」

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 鎌倉・鶴岡八幡宮(鎌倉市雪ノ下2)の直会殿で5月24日、「第5回プレアデス国際短編映画祭2008」の初日上映会が開催される。

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 同映画祭は、フランスに住む映画愛好家たちが、短編の自主映画を持ち寄り、国境を越えた交流の場を作ろうと2004年から始まったもので、インターネットやデジタル技術を駆使し、昨年までは世界各都市で同時期に開催されてきた。今年は初の日本単独開催で行われ、5月24日の鎌倉・鶴岡八幡宮を皮切りに、横浜、東京の3都市4会場で開催される。

 同会場では、各国映画祭での入賞作品からエンターテインメント作品まで、世界各国よりノミネートされた15分以内のコンペ作品8本と招待作品の計9本を上映。今年は「日本ブラジル交流年」関連企画として、各会場で5本の「ブラジル短編映画」も上映する。

 鎌倉での上映作品は、「サプライズ!」(フランス)、「TIMPE TE」(ドイツ)、「銀杏の樹の下で」(日本)、「プレゼントが街にやってくる」「ひとりぼっちの夏」「青い夜」「鳥」「マリアの一生」(以上、ブラジル)のコンペ作品8本と招待作品「珈琲とミルク」。上映時間は約2時間30分で、定員は220人。2部制で、1部では「珈琲とミルク」の熊坂出監督もゲスト出演する。

 コンペ作品13本の審査には、映画「メッセンジャー」や「バブルへGO!タイムマシンはドラム式」の馬場康夫監督が審査委員長を務め、審査にあたる。

 同映画祭日本事務局長・亀和田さんは「『短編映画の普及』『国際交流』『中心市街地の活性化』『観光都市の魅力向上』『コンテンツ産業の育成・サポート』を実現するために引き続き継続して、映画にゆかりの深い鎌倉の街に当映画祭を定着させていきたい。数多く世界各国の面白い短編を紹介できれば」と話す。

 開演は、1部=11時、2部=16時。料金は、前売り=1,000円、当日=1,200円。チケットは、鎌倉市内の委託店と同事務局チケット予約専用テレホンデスク(TEL 03-3513-7122)で販売する。

プレアデス国際短編映画祭日本版公式ブログ女性だけのサーフ・ドキュメンタリー映画公開-湘南で製作(湘南経済新聞)

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