茅ヶ崎の「ハスキーズギャラリー」（茅ヶ崎市新栄町1）で8月24日、映画「はだしのゲン」が上映される。

　茅ヶ崎に映画館を作る活動を展開中の「WAWA cinema（輪輪シネマ）」が毎月第4週末に開いているイベントの一環。横浜や東京まで行かなければミニシアター作品を劇場で見ることができない湘南。遠くまで足を運ぶことが難しい人たちに「良作を見られる場所」をつくりたいと、同イベントを展開している。

　今回は、1945（昭和20）年8月に起きたことを忘れないため、あえて今の時期に同作品を上映しようと決めたという。「日本人の、世界平和に対するアンテナが敏感になっている8月だからこそ、世の中について自ら考えるきっかけに、この映画がなってくれれば」と同団体代表の高林健さんとスタッフの長谷川文乃さん。「特に中学生・高校生に見てほしい。教科書では、なかなか頭に入ってこない情報も、アニメーションを通じて気持ちで感じてもらえれば」とも。

　上映開始は10時、12時30分、15時。定員は各回30人。料金は、一般＝1,200円、シニア＝1,000円（ワンドリンク付き）。