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藤沢・片瀬西浜にたこ焼きチェーンが海の家-大阪の「粉もん文化」を発信

大玉たこ焼きを手に笑顔を見せる双子の看板娘

大玉たこ焼きを手に笑顔を見せる双子の看板娘

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 江の島近くの片瀬西浜海岸に、直径4.5センチの大玉たこ焼きや大阪で人気の「たこせん」などを提供する「たこばやし 海の家湘南」(藤沢市片瀬海岸2、TEL 080-5888-6726)がオープンし、にぎわいを見せている。

レッドブルレーシングのイメージビジュアルを施した外観

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 アスラポート・ダイニング(東京都港区)が、グループ企業が手掛けるたこ焼き業態「たこばやし」のブランド認知向上、関東進出への足掛かりを築くことを目的に夏季限定で出店した同店。場所の選定について同社経営企画部広報IR課長の綿貫涼子さんは「片瀬西浜海水浴場が1シーズン約320万人という高い集客力を持つことが決め手となった」と話す。

 「たこばやし」は1996年、なんばグランド花月(大阪市中央区)内に初出店(現在は閉店)。たこ焼きのルーツといわれる小麦粉にしょうゆをかけて焼く「ちょぼ焼き」を継承した、しょうゆ味と山芋ベースが特徴の大玉たこ焼きチェーンで、関西を中心に8店舗を展開。7月には、パリで開かれた欧州最大級の日本文化展示イベント「ジャパンエキスポ」に「OSAKA JAPON TAKOYAKI」として初出展した。

 海の家の店舗面積は約80坪。椅子席、座敷、カウンターを合わせて最大120人を収容できる。メニューは、関東のたこ焼きと明石焼きの中間のような「ふわふわした食感」が特徴の「たこ焼き」(8個600円)、えびせんにたこ焼きを挟んで食べる「たこせん」(250円)をメーンに、カレーやラーメン、焼き鳥などもそろえる。ドリンクは、ミルクティーをはじめとする10種類のタピオカドリンク(600円)が人気のほか、グループ会社の常楽酒造(熊本県)がF1チーム「レッドブルレーシング」と海外市場向けに手掛けたコラボ焼酎「JORAKU」も用意。ロック(500円)、レッドブルハイボール(700円)などをそろえる。

 中谷翔一店長は「海の日が絡んだ連休では夕方まで行列ができ大盛況だった。ふわふわ、あつあつのたこ焼きをぜひ食べに来てほしい」と話す。

 営業時間は8時~20時。8月31日まで。

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