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新江ノ島水族館の雄のバンドウイルカ、愛称が「ミライ」に決定 初の人工授精で誕生

右から2番目が命名者の野平藍さん

右から2番目が命名者の野平藍さん

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 新江ノ島水族館(藤沢市片瀬海岸2、TEL 0466-29-9960)で4月に誕生したオスのバンドウイルカの愛称が公募によって「ミライ」に決定し、8月30日に命名式が行われた。

新江ノ島水族館の雄のバンドウイルカ「ミライ」。8月29日に撮影

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 同館では7月23日から8月16日までの25日間、館内各所に設置したQRコードからアクセスできる専用応募フォームで愛称を募集。1222点の応募があり、他の動物や、過去に飼育していた個体の名前と重複しないなどの基準で選ばれ、上位に入った「ミライ」に決定したという。

 同館広報の井上麻子さんは「ミライの母親は新江ノ島水族館の『シリアス』で、父親は下関市立しものせき水族館『海響館』の『ダン』で、4月21日に当館では初となる人工授精で誕生した」と話す。

 「ミライ」という名前は10人から応募があり、代表して名付け親となったのは野平藍(のひらあおい)さん。命名式では大山卓司館長補佐より新江ノ島水族館年間パスポートとイルカのぬいぐるみがプレゼントされた。

 井上さんは「ミライは1頭で遊んでいる時間も増え、えのすいトリーターや他のイルカたちの行動にも興味を持ち始め、すくすくと成長している。『ミライ』にぜひ会いにきてほしい」と呼び掛ける。

 営業時間は9時~17時。入館料は大人2,500円。

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